NI-VISAを使用する(Visual Basic)

NI-VISA Measurement & Automation

NI-VISAを使用する (Visual Basic)

Microsoft Visual Basic (4.0以降)のアプリケーションファイルには、VISA32.BASモジュールを含める必要があります。このモジュールは、 vxipnp\win95\includeディレクトリまたは vxipnp\winNT\includeディレクトリにあり、ダイナミックリンクライブラリ VISA32.DLLとのインタフェースとなる NI-VISA関数のプロトタイプおよびVISA特有の定数定義が含まれています。

VISAを使用したVXI Visual Basicのサンプルは、ni-vxi\win32\vb\examplesディレクトリにあります。これらのサンプルは、プログラムを開始するときに参考として使用することができます。

最初に呼び出す関数は、viOpenDefaultRM()です。この関数により、NI-VISAが初期化され、VISAのリソースマネージャのハンドラが得られます。これは、後に呼び出す関数で必要となります。VISAリソースマネージャへのセッションを開いた後、viFindRsrc() を呼び出すと、どの計測器でセッションを開くことができるかがわかります。計測器にアクセスするには、viOpen()でその計測器へのセッションを開きます。計測器のセッションが開かれると、非同期のイベントハンドラを設定できます。このハンドラは、プログラムが非同期イベント処理を行う場合に必要です。次に計測器すべてにアクセスします。その後、各計測器ハンドルとリソースマネージャのハンドルを閉じるためにviClose()を呼び出します。

計測器ドライバを作成する場合、モジュールVPPTYPE.BASもご使用のアプリケーションのプロジェクトファイルに含めるようにしてください。このファイルはVXIplug&play計測器ドライバのヘッダファイルです。これは、vxipnp\win95\includeディレクトリまたはvxipnp\winNT\includeディレクトリにあります。