NI-VISAまたはNI-VXI APIでレジスタベースデバイスと通信する
レジスタベースのデバイスは、4つの基本的なVXIbus構成レジスタを含む必要があります。ただし、こうしたデバイスの大半は、計測器専用の追加レジスタを含みます。レジスタベースのデバイスを制御するための標準的な通信プロトコルはありません。
各デバイスの特定の関数を制御するレジスタのアクセスパターンは各製造元により指定されます。コントローラは、VMEbusデバイスと通信を行う方法と同様に、レジスタによる読み取りと書き込みによってレジスタベースのデバイスと通信します。
NI-VISAまたはNI-VXI APIでVXI/VMEアドレス範囲へ直接アクセスする方法を示すサンプルがあります。(ナショナルインスツルメンツでは、アプリケーションの開発にはNI-VXI APIよりNI-VISAをご使用になることをお勧めします。)VISAレジスタレベル通信サンプルのHighReg.cおよびLowReg.cは、vxipnp\win32\Nivisa\examplesディレクトリにあります。NI-VXI APIのサンプルはVXIlow.c、VXIhigh.cといいます。これらのファイルはexampleフォルダのNIVXIディレクトリにあります。VXIlow.cは、MapVXIAddress()およびVXIpeek()/VXIpoke()の使用方法を示します。VXIhigh.cは、VXIinやVXIoutなどの、高レベルのコールを使用します。