計測器ドライバを使用する(C言語)
サポートされているC言語のコンパイラ(LabWindows/CVI、Microsoft Visual C++、およびBorland C++)では、WindowsでVXIplug&play計測器ドライバを使用することができます。
WINフレームワーク計測器ドライバの配布ディスクには、C言語のソースコードファイル(.Cおよび.H)、その計測器ドライバに関連したグラフィックパネルを記述する関数パネルファイル(.FP)、そのドライバのコンパイルバージョンのDLLファイル(.DLL)、およびWindowsヘルプファイル(.HLP)があります。
計測器ドライバの関数を使用するには、Cコードに.Hファイルを含めてください。LabWindows/CVIをご使用でない場合は、コンパイラ別のインポートライブラリ(.LIB)ファイルをプロジェクトへリンクし、.DLLファイルをWindows/SystemまたはWinNT/Systemのディレクトリへコピーする必要があります。
プログラムの最初のタスクは、INITIALIZE関数を呼び出して計測器への接続を初期化することです。INITIALIZE関数の出力の1つに、計測器IDがあります。基本的には、これが計測器のハンドルです。計測器の接続を初期化したら、上位のAPPLICATION関数と下位のCOMPONENT関数のどちらかを使用できます。前者は、測定オペレーションを一通り行い、後者は計測器のオペレーションをより細かく制御できるのが特徴です。プログラムの最後でCLOSE関数を使用して、計測器への接続を解除します。
VXIplug&play計測器ドライバを使用する重要なメリットとして、ドライバにあるオンラインヘルプがあります。このヘルプでは、ドライバの各コンポーネントの説明とそのコンポーネントの階層的な概要があります。