NI-VISAを使用する(C言語)
NI-VISAでは、LabWindows/CVI、Microsoft Visual C++、およびBorland C++のCコンパイラをWindowsでサポートしています。各コンパイラのサンプルを参照してください。サンプルは、vxipnp\win95\NIvisa\examplesまたはvxipnp\winNT\NIvisa\examples\ディレクトリにあります。NI-VISAプログラムの基本的な流れは、どのコンパイラでも同じです。
最初に呼び出す関数は、viOpenDefaultRM()です。この関数によりNI-VISAが初期化され、VISAのリソースマネージャを操作できます。これは、後に呼び出す関数で必要となります。計測器にアクセスするには、viOpen()でその計測器のハンドルを取得します。次に、プログラムが非同期イベントの処理を行う場合、非同期イベントハンドラを設定します。その後、ご使用の計測器すべてにアクセスします。すべての通信処理が終了した後、viClose()を呼び出して各計測器ハンドルとリソースマネージャのハンドルを閉じます。NI-VISA関数がすべて宣言されるように、#includeでvisa.hを必ず含んでください。
LabWindows/CVIを使用しない場合は、コンパイラ別のインポートライブラリのvisa32.libにリンクすることが必要です。LabWindows/CVIはこのステップを自動的に処理します。
また、NI-VISAまたはNI-VXI APIでメッセージベースデバイスと通信するを参照してください。