VXIplug&playソフトウェアをインストールする
VXIplug&play計測器ドライバは、Windowsで標準のインストーラを使用します。
ファイルマネージャまたはWindowsエクスプローラを使用して計測器ドライバ用のsetup.exeインストールプログラムを探し、それをダブルクリックします。これにより、VXIplug&playインストールプログラムが実行され、ドライバのファイルは適切な場所にインストールされます。
通常、VXIplug&play計測器ドライバは、Cのソースコード、Windowsヘルプファイル、Win32 DLL、LabWindows™/CVI™関数パネル、技術データベース、および ソフトフロントパネルと呼ばれるスタンドアロン実行アプリケーションをインストールします。
ソースコード、ヘルプファイル、ソフトフロントパネルは、<ドライブ>\VXIPNP\<オペレーティングシステム>\<計測器名>\パス (C:\VXIPNP\WinNT\HPE-1431\など)にインストールされます。
DLLは<ドライブ>\VXIPNP\<オペレーティングシステム>\bin\にインストールされます。
ソフトフロントパネルを使用して、迅速にご使用の計測器を利用することができます。
LabWindows/CVI関数パネルファイルは、関数パネルツリーをLabWindows/CVIに作成します。この便利なストラクチャには、内蔵ヘルプのほか、DLLにある関数の論理ツリーがあります。
DLLには、最終的なアプリケーションに組み込む必要のある関数が多数あります。
技術データベースファイルは、計測器の仕様を記載したハードウェアのデータベースです。このデータベースファイルには、操作仕様および機能が記載されていることもあります。
また、計測器ドライバには、リソースファイルやBASICソースコードなど、ユーザが計測器をプログラムするときに役立つファイルが添付されていることもあります。
さらに、テキストベースの計測器ドライバをLabVIEWに簡単にポートすることができます。LabVIEWのファイルメニューのVXIplug&playドライバの更新オプションを使用してください。これにより、VXIPNPディレクトリにあるインストールされたVXIplug&play計測器ドライバが確認され、LabWindows/CVI関数パネルにリストされている関数すべてを含むLabVIEWライブラリに変換されます。関数パネルはLabVIEWフロントパネルに変換され、各VIにはDLLを呼び出すCall Library関数が含まれます。変換されたVIは<LabVIEWディレクトリ>\Instr.libディレクトリに置かれます。これらのVIは関数パレットから計測器ドライバのサブパレットに表示され、すぐに利用が可能です。ファイルメニューにあるCVI FPファイルを変換は、ユーザがDLLおよびFPファイルを明示的に検索しなければならない点を除き、同じ操作を行うことにご注意ください。