SAE J1939アービトレーションIDダイアログボックス
このダイアログボックスは、メッセージプロパティダイアログボックスから起動することができます。アービトレーションIDモードが拡張に設定されている場合のみ利用できます。
ダイアログボックスには、SAE J1939上位階層プロトコル形式でアービトレーションIDが表示されます。詳細については、SAE J1939アービトレーションIDを参照してください。
優先度
優先度は0から7の間の値に設定できます。このフィールドは、バス上のメッセージの優先度を指定します。メッセージの優先度は、最上位(0)から最下位(7)の間の値に設定することができます。
ソースアドレス
メッセージを送信するデバイスまたはソースの識別子を含む8ビットフィールドです。特定のソースアドレスは1つのデバイスのみに割り当てられる必要があります。
ソースアドレスは、0から255の間の値に設定することができます。
パラメータグループ番号(PGN)
1つまたは複数のパラメータを表します。ここで、パラメータはエンジンRPMなどのデータを示します。PGNは、コマンド、データ、要求、受信通知、および不達通知を識別またはラベル付けします。
数値として編集またはPGNセグメントとして編集を選択することにより、PGNを2つのモードで編集することができます。オプションダイアログボックスのアービトレーションIDの設定により、PGNは10進表記または16進表記で表示されます。16進モードを使用する場合、PGNは接頭辞0xで表示されます。ただし、値を入力中、接頭辞の入力は不要です。
PGNを編集するためにPGNセグメントとして編集オプションを選択した場合、さまざまなコンポーネントフィールドが有効になります。
PGNのセグメントは、常に10進数形式で表示および入力されます。
予約されたビット
このビットは現在SAEで使用されるために確保されています。SAE J1939に従って、このビットを0に設定する必要があります。
データページ
データページビットは、パラメータグループの説明の付属ページを選択します。ページ0で利用できるPGNのすべての割り当ては、ページ1の割り当ての完了前に完了され(満たされ)ます。
PDU形式
プロトコルデータユニット(PDU)の形式を指定するPGN内の8ビットフィールドです。メッセージがブロードキャストメッセージ、または特定のアドレスに送信されるかどうかを決定します。
PDU特有
PDU形式の値によりグループ拡張IDまたは送信先アドレスになるPGN内の8ビットフィールドです。
結果ID
オプションダイアログボックスの設定により、IDは10進数または16進数の形式で表示されます。