プロトコルダイアログボックス

NI-CAN Measurement & Automation Explorer

プロトコルダイアログボックス

ナショナルインスツルメンツのCAN(Controller Area Network)ハードウェアは、NI-CANとNI-DNET(DeviceNet)ソフトウェアの両方で使用することができます。

DeviceNetまたはCANの機能のどちらかを使用して、MAXで各CANカードを参照できます。MAXでCANカードの表示を変更するには、カードを右クリックしてプロトコルを選択します。このダイアログで、NI-DNET用DeviceNet、またはNI-CAN用CANを選択することができます。

NI-DNETの使用は、シリーズ1 CANカードのポート1(最上位ポート)に制限されます。プロトコルは、シリーズ2 CANカードでは使用できません。2ポートシリーズ1 CANカードがDeviceNetプロトコルとして選択された場合、最上位ポートのみが有効になります。CANキットおよびDeviceNetキットのハードウェアの詳細については、『NI-DNET User Manual』のChapter 2「DeviceNet Hardware Overview」を参照してください。

NI-CANまたはNI-DNETアプリケーションプログラミングインタフェース(API)用のアプリケーションを開発するには、ドキュメントおよびサンプルなどのAPIコンポーネントをインストールする必要があります。これら両方のAPIのソフトウェアコンポーネントは、NI-CANまたはNI-DNETインストーラで利用できます。元のインストール(CDまたはni.comのダウンロード)と同様に、インストーラのsetup.exeプログラムを起動してください。インストーラ内で、ツリー構図に表示されたNI-DNETおよびNI-CANコンポーネントの両方を選択します。

MAXでポートを右クリックしてプロパティを選択すると、結果のインタフェースはプロトコルの選択に基づいたCANxまたはDNETxの構文を使用します。プロトコルの選択に関係なく、xの数値はNI-CANおよびNI-DNETの機能に関連する唯一の識別子です。たとえば、MAXのインタフェースとしてDNET0を選択した場合、DNET0を使用するNI-DNETアプリケーションを実行し、その後CAN0を使用するNI-CANアプリケーションを実行することができます。両方のアプリケーションは同じポートを使用するため、同時に実行できません。