マルチプレクサダイアログボックス
マルチプレクサは、モードチャンネルの値(モード値)によって異なる情報(チャンネル)を含むことが可能なメッセージ内の領域を定義します。モードチャンネルは、マルチプレクサ内の他のチャンネルや、マルチプレクサの外側にあるチャンネルと重複できません。
モードチャンネルはマルチプレクサダイアログボックスで定義されます。マルチプレクサ内のモード依存チャンネルは、マルチプレクサ項目にモード項目、およびモード項目にチャンネル項目を作成することにより定義されます。マルチプレクサで制御されたメッセージ内の領域は、すべてのモード依存チャンネルにより定義されます。
マルチプレクサダイアログボックスのメッセージ概要ウィンドウには、色でコード化されたチャンネルビットが表示されます。
- モードチャンネルは、ハイライト表示された、番号が付けられたビットと表示されます。
- このマルチプレクサで定義済みのモード依存チャンネルは緑色で表示されます。1ビットは複数のチャンネルで使用可能なため、これらのチャンネルには番号が付けられません。
- マルチプレクサの外側にあるチャンネルは橙色で表示されます。同様の理由により、これらのチャンネルには番号が付けられません。
1つのメッセージに、複数のマルチプレクサを含めることができます。マルチプレクサのそれぞれは、メッセージの独自の領域を定義します。モード依存チャンネルは、常に1つのモードチャンネルの値に依存します。