CANdbファイルからインポートする
MAXでは、CANdb(.dbc)ファイルからメッセージとチャンネルをインポートすることができます。データ設定でCANチャンネルを右クリックしてCANdbファイルからインポートを選択します。ファイルを開くダイアログボックスで操作が開始します。ファイルを選択した後、開くボタンをクリックすると、ファイルに含まるメッセージがリストボックスでアルファベット順に表示されます。
パフォーマンス上の理由により、アプリケーションに必要なメッセージのみをMAXへインポートしてください。リストでメッセージを選択するには、メッセージ名をクリックします。メッセージに含まれるチャンネルは右側に表示されます。インポートを選択すると、メッセージに関連付けられたチャンネルがMAXへコピーされます。完了をクリックするまでダイアログボックスは開いたままになるため、複数のメッセージを選択およびインポートすることができます。
複数のメッセージを選択する
最初のメッセージを左クリックし、マウスボタンを押したままカーソルを上下に動かして、複数のメッセージを選択します。
メッセージを個々に選択するには、<Ctrl>キーを押したままメッセージをクリックします。
ファイルからすべてのメッセージをインポートする
すべてのメッセージをインポートするには、すべてのメッセージとチャンネルを追加を選択します。
メッセージ名の接頭辞
MAXでは、同じ名前で2つのメッセージを定義することはできません。選択した項目にMAXで定義済みの名前の付いたメッセージが含まれている場合、MAXへメッセージがコピーされる前に、名前競合の問題が起こらないようにダイアログボックスが表示されます。インポートされたメッセージすべての先頭に接頭辞を追加することにより名前の競合が解決されます。接頭辞を入力した後、確認ボタンをクリックして、競合が解決されたかどうかを確認します。接頭辞は、名前競合を起こしたメッセージだけでなく、インポートされたメッセージのすべてに追加されます。
OKボタンをクリックした際に名前の競合が解決されていない場合、既存のメッセージが上書きされます。各メッセージを上書きする、もしくはすべてはいをクリックすることにより、これ以降確の確認なしに、メッセージすべての上書きを許可するか確認するダイアログが表示されます。
別のCANdbファイルをインポートする
[...]ボタンを押すことで、別のCANdbファイルをダイアログボックスへロードして、ダイアログボックス内でそのファイルからメッセージとチャンネルをインポートすることができます。