計測器応答を構文解析する
クエリして解析ステップまたは読み込んでから解析ステップを使用して計測器からデータを読み取ると、以下の図のように応答が応答ウィンドウに表示されます。計測器I/Oアシスタントでデータセット全体を自動解析することができます。あるいは、データを手動で構文解析してトークンに変えることもできます。アプリケーションで使用するデータのトークンを手動で作成するには、応答ウィンドウを使用します。
応答ウィンドウでは、データをバイナリ形式とASCII形式の両方または片方で表示します。対応ウィンドウのバイト指標列の下にあるプルダウンメニューを使用して、対応ウィンドウで表示するデータの形式を選択します。バイト指数の欄を使用すると、データセットの参照に役立ちます。バイナリ数値、文字列、またはバイナリ数値の配列を構文解析するには、バイナリ表記の欄を使用します。ASCII数値および文字列またはASCII数値の配列を構文解析するには、ASCII表記の欄を使用します。
データを手動で構文解析してトークンに変える
データを手動で構文解析してトークンに変えるには、以下の手順に従ってください。
- カーソルを応答ウィンドウの上に移動して、構文解析するデータをクリックします。以下の図のように、トークンは、選択されたデータがハイライトされるかたちで応答ウィンドウに表示されます。応答ウィンドウを使用して、バイナリ数値および文字列、バイナリ数値の配列、ASCII数値および文字列、そしてASCII数値の配列を構文解析することができます。
ヒント 計測器I/Oアシスタントの下方にある値ウィンドウのトークンの値は、プレビューで表示することができます。 - トークンのデータタイプを変更するには、応答ウィンドウでトークンを右クリックしてデータタイプショートカットメニューから新しいデータタイプを選択します。また、トークンをクリックして、データタイプタブのタイププルダウンメニューから新しいデータタイプを選択することもできます。
メモ 計測器I/Oアシスタントを構成して、構文解析するデータがなくなるまで。すべてのデータをトークンに構文解析することができます。計測器I/Oアシスタントを構成してデータの終わりまで構文解析するには、クエリして解析ステップのカウントプルダウンメニューからデータの終わりまで項目を選択するか、カウントプルダウンメニューの下でデータの終わりまでをクリックします。また、計測器I/Oアシスタントは、自動解析ボタンをクリックした場合も、データの終わりまで構文解析します。データの終わりまで項目と操作は、構成したトークンが最後のトークンの場合にのみ利用できます。 |