ナショナルインスツルメンツの計測器I/Oアシスタントを使用して、メッセージベースの計測器と通信して応答をグラフィックに構文解析します。たとえば、シリアル、イーサネット、GPIBインタフェースを使用する計測器と通信することができます。
計測器I/Oアシスタントは、計測器の通信を順序だったステップに構成します。計測器I/Oアシスタントを使用するには、複数のステップを1つのシーケンスに置きます。ステップをシーケンスに追加するたびに、シーケンスをステップ実行ウィンドウに新しいステップが表示されます。計測器I/Oを構成するには、ステップに関連付られた表示を使用します。計測器I/Oアシスタントでは4つのステップが使用できます。
- 計測器を選択—このステップを使用して、通信および基本的な計測器のプロパティの構成を行う計測器を選択します。計測器I/Oアシスタントを起動すると、このステップはシーケンスをステップ実行ウィンドウに自動的に表示されます。これを計測器I/Oアシスタントのシーケンスの最初のステップとしてください。
- クエリして解析—このステップを使用して、計測器へのコマンドの送信、計測器からの応答の読み取り、または返されたデータの構文解析を行います。
- 書き込み—このステップを使用して、計測器にコマンドを送信します。
- 読み込んでから解析—このステップを使用して、計測器からの応答を読み込み、返されたデータを構文解析します。
ステップのシーケンスを作成したら、計測器と通信するシーケンスを実行します。実行が完了したら、読み込んでから解析およびクエリして解析の応答ウィンドウを使用して、データを対話的に構文解析してトークンとして割り当て、新しいデータタイプを割り当てます。
2005年10月版、製品番号370704B-0112
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