[HMM0026A] ●setsearchのフラグ - 秀丸エディタQ&A集

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[HMM0026A]

●setsearchのフラグ

Q.
setsearchのフラグって何ですか?

A.

検索ダイアログボックスの設定状態をマクロ文で再現するためのものです。下記の数値(の和)を指定します。
例えば「単語でしかも大文字小文字の区別あり」の場合は(1 + 2 =) 3 を指定します。

ビット演算に関しては、「秀丸マクロのいろはにほへと ビット演算を極める」を参考にしてください。

Ver.8以降からは、フラグ2(searchoption2 相当)が追加されています。フラグ2は省略できます。

setsearch "文字列", フラグ1 [, フラグ2] 
  • フラグ1

    フラグ1の内容
    検索オプション フラグ その他
    単語の検索 0x00000001 (ビット0)
    大文字/小文字の区別 0x00000002 (ビット1)
    置換かどうか 0x00000004 (ビット2) (置換の場合に1)
    置換の場合、問い合わせの有無 0x00000008 (ビット3)
    正規表現 0x00000010 (ビット4)
    あいまい検索 0x00000020 (ビット5)
    ファイル名一覧だけ作成 0x00000040 (ビット6) (grep用)
    次の秀丸エディタも続けて検索 0x00000080 (ビット7)
    サブフォルダも検索 0x00000100 (ビット8) (grep用)
    最小化状態で実行 0x00000200 (ビット9) (grep用)
    ファイル名をフルパスで出力 0x00000400 (ビット10)(grep用)
    検索文字列の強調 0x00000800 (ビット11)(検索,grep用) Ver.5.00以降
    検索文字列の強調 0x00001000 (ビット12)(置換用) Ver.5.00以降
    検索文字列の強調を変更 0x00002000 (ビット13) Ver.5.00以降
    追加の条件(普通の文字) 0x00010000 (ビット16) Ver.6.50以降
    追加の条件(コメント) 0x00020000 (ビット17) Ver.6.50以降
    追加の条件(#ifdef等の無効部分) 0x00040000 (ビット18) Ver.6.50以降
    追加の条件(スクリプト部分) 0x00080000 (ビット19) Ver.6.50以降
    追加の条件(文字列) 0x00100000 (ビット20) Ver.6.50以降
    追加の条件(HTML/XMLタグ) 0x00200000 (ビット21) Ver.6.50以降
    追加の条件(「のみ」) 0x00400000 (ビット22) Ver.6.50以降
    追加の条件が有効であるかどうか 0x00800000 (ビット23) Ver.6.50以降
    一周する 0x01000000 (ビット24) Ver.6.50以降
    検索したら閉じる 0x02000000 (ビット25) Ver.6.50以降
    バックアップ 0x04000000 (ビット26)(grepして置換用) Ver.6.50以降
    保存の前に確認 0x08000000 (ビット27)(grepして置換用) Ver.6.50以降
    出力先 0x30000000 (ビット28,29)(grep用) Ver.6.50以降
    searchoption2が有効かどうか 0x80000000 (ビット31) Ver.8.00以降
  • フラグ2
    フラグ2は、Ver.8.00以降から拡張されたフラグで、searchoption2に相当するフラグを設定します。
    フラグ2を有効にするためには、フラグ1の「追加の条件が有効であるかどうか(0x80000000)」のビットを立てる必要があります。

    フラグ2の内容
    検索オプション フラグ その他
    ヒットしない行 0x00000001 (ビット0)(grep用) Ver.8.00以降
    追加の条件で「指定の範囲/カラーマーカー内」が有効かどうか 0x00000002 (ビット1)(検索,置換用) Ver.8.56以降(注1)

    注1
    対象となる範囲は、settargetcolormarker で指定します。

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