APIエラーの処理

NI Spy

APIエラーの処理

NI SpyにはAPIエラーをキャプチャするためのいくつかのオプションがあります。これらのオプションにアクセスするには、スパイ→オプションを選択し、エラー処理タブを選択します。

APIエラー発生時の設定

APIエラーが発生した場合もキャプチャを継続するには、キャプチャを継続し、エラーを無視を選択します。エラーをキャプチャしてからキャプチャを停止するには、キャプチャを停止を選択します。エラーをキャプチャしてからキャプチャを一時停止し、ダイアログを表示するには、一時停止し、ダイアログを表示を選択します。このダイアログには、キャプチャを継続するか停止するかを選択するオプションがあります。

処理のタイミング

キャプチャを停止一時停止し、ダイアログを表示を選択した場合には、エラー発生直後を選択してAPIエラーが発生した直後にキャプチャを停止するか、または発生から特定回数のコール後を選択して指定した数のコールの後にキャプチャを停止します。

エラー基準設定

キャプチャを停止または一時停止し、ダイアログを表示を選択すると、エラー条件を制限するいくつかのオプションが表示されます。

すべてのAPIでエラーの後にキャプチャを停止するには、すべてのAPIを選択します。指定したAPIでエラーが発生した場合のみキャプチャを停止するには、特定のAPIを選択し、ドロップダウンリストからAPIを選択します。

特定のAPIを選択した場合、すべてのエラーの後にキャプチャを停止するにはすべての関数を選択し、指定した関数の後にキャプチャを停止するには特定の関数を選択して関数名を入力してください。(この関数名は大文字と小文字を区別します。)

APIエラーの後にキャプチャを停止するには、すべてのエラーコードを選択します。指定したエラーコードの後にキャプチャを停止するには、特定のエラーコードを選択してエラーコードを入力します。エラーコードは、10進数(6など)、あるいは16進数(0xBFFF0015など)の形式で入力できます。また、NI-488を使用している場合には、ibstaまたはiberr値を入力することができます。