開始する前に
RAMP-TSの使用を開始する前に、いくつかの重要な事項を念頭に置く必要があります。
すべてで大文字と小文字が区別されることに注意してください。
RAMP-TSは、大文字と小文字が区別されるJavascriptを使用します。画面やフィールドの命名、変数、オブジェクト、ファンクションの作成や呼び出しのときは、大文字と小文字の使い分けを慎重に確認する必要があります。
問題が発生したときは、まず大文字と小文字の使い分けを確認する必要があります。
RAMP-TS 5250セッションを使用する
RAMPツールの5250セッションは厳密に追跡および監視されます。これは以下を意味します。
· RAMP-TS 5250セッションは、実行時の5250セッションよりも大幅に低速で実行されることがあります。
· 5250の設計時の画面の応答があるまで待機する必要があります。応答よりも先に入力しないようにしてください。画面アクションは、ゆっくりと正確に行います。
Axes開発者モードの5250セッションは、Axes開発作業のみを実行するように設計されています。つまり、Axes以外の開発作業(RPGプログラムの編集など)以外に、Axes開発者モードの5250セッションを使用するべきではありません。
エンド・ユーザー環境でAxes開発者モードの5250セッションを使用してはなりません。
5250アプリケーションの動作を理解する
画面をRAMPで処理するときは、5250アプリケーションの動作方法を扱うスクリプトを生成します。
通常、5250アプリケーションは、(望ましくは)設計の規則に従い、一貫した5250 UIを生成しようとしている開発者によって設計されるため、動作にパターンがあります。このため、RAMPプロジェクトでは、
· アプリケーションのこれらの動作パターンを見つけて、スクリプト内で適応させる必要があります。
· 最も避ける必要があるのは、例えば、200個のスクリプトを作成した後に意外な動作や予期しない動作が見つかることです。その理由は、元に戻ってすべてを変更しなければならないためです。
· 代表的な10個の5250画面をRAMP化した後など、これらの画面を非常に厳密にテストして、プロジェクトで意外なことや予期しないことが後になって見つかる可能性を最小限に抑える必要があります。
· 理解していることでプロジェクトが損なわれることはありません。最悪の場合、プロジェクトがさらに複雑になってしまうことがあります。これは理解していないために発生します。したがって、理解していないことを最小限に抑えるように努力する必要があります。