ネットワークライセンスサーバを使用する
お客様の勤務先企業がナショナルインスツルメンツのボリュームライセンス契約プログラムに加入している場合、ネットワークサーバからライセンスをチェックアウトすることができます。
ネットワークライセンスサーバを使用する
以下の手順に従って、ネットワークサーバを使用します。
- オプション→設定メニュー項目を選択します。
- ネットワークライセンスサーバを使用チェックボックスをクリックします。
- NI製品がライセンスをチェックするネットワークサーバ名をカンマで区切って入力します。サーバ名、サーバのネットワーク名、またはサーバのIPアドレスのいずれかを入力できます。また、ネットワークサーバ上の特定のポートを参照するように製品を構成することもできます。server[:port]のように、ネットワークサーバ名を入力して、その後コロンとポート番号を入力します。たとえば、
server
server:27000
server.domain.com:28432
127.0.0.2
はすべて正当なサーバ名です。ポートが指定されていない場合、27000が使用されます。ポートは0〜64000の範囲(0と64000を含む)です。
Server1, Server2:28001, Server3を入力して、ライセンスを必要とする製品を起動した場合、製品は最初にServer1のポート27000で有効なライセンスをチェックして、次にServer2のポート28001、Server3のポート27000、最後にローカルシステムをチェックします。製品がネットワークサーバまたはローカルシステムでラインセンスを検出しない場合は、製品は起動しません。
メモ - NI Volume License ManagerをNI License Managerと同じコンピュータで起動している場合は、ネットワークライセンスサーバをlocalhostまたは127.0.0.1に設定して、お客様のローカルNI VLMのサービスを受けているライセンスの中からラインセンスをチェックアウトします。
- お客様のボリュームライセンス契約ソフトウェアの管理者に連絡して、サーバ情報を取得してください。
- OKをクリックします。
これでネットワークライセンスサーバから製品をチェックアウトして、使用することができます。
メモ
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NI Volume License Programの詳細は、ni.com/jp/vlpを参照してください。
コンカレントライセンスを切り替える
NI License Managerは、ネットワークライセンスサーバ上で利用可能なすべてのライセンスを検索します。NIボリュームライセンス契約に同じ製品の複数のタイプ別のコンカレントライセンスが含まれている場合、特定の製品タイプを使用するためにコンカレントライセンスを切り替えることができます。
たとえば、LabVIEWプロフェッショナル開発システムとLabVIEW開発システム用のコンカレントライセンスをお持ちで、LabVIEW開発システムのみが必要な場合、LabVIEWプロフェッショナル開発システムのライセンスチェックアウトを無効にして、その機能を必要とする同業者用にライセンスを保存することができます。
特定のネットワークライセンスの使用を防ぐには、ネットワークライセンスサーバの下にリストされている製品を右クリックして、ライセンス要求を許可しないを選択します。右の表示に反映されるサーバライセンス要求のステータスが使用不可に変わります。
メモ:
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製品の使用を再開するには、ネットワークライセンスサーバの下にリストされている製品を右クリックして、ライセンス要求を許可を選択します。右の表示に反映されるサーバライセンス要求のステータスが許可に変わります。