アクティブ化を自動的に行う
ライセンス管理者またはNI製品をエンドユーザにお届けする責任者である場合、製品のアクティブ化を自動的に行い、NIライセンスマネージャをコマンドラインまたはバッチファイルから起動することで、ネットワークラインセンスサーバを追加できます。
実行する操作
- NIアクティブ化ウィザードを起動する。このコマンドは、NI License Managerで、アクティブ化ボタンをクリックする操作と同様です。
構文: nilmUtil.exe -all - NIアクティブ化ウィザードを事前に選択されたパッケージまたはシリーズと起動する。このコマンドは、NI License Managerで製品またはシリーズをクリックして、アクティブ化を選択して、製品をアクティブ化する操作と同様です。
Package
構文: nilmUtil.exe -activate "パッケージ名 バージョン番号"
例: nilmUtil.exe -activate "LabVIEW_PDSM_PKG 8.0500"
Family
構文x: nilmUtil.exe -family "シリーズ"
例: nilmUtil.exe -family "LabVIEW_ADE_080600"
NIアクティブ化ウィザードが起動して、お客様の製品をアクティブ化する手順が表示されます。 - 製品をサイレントにアクティブ化する。製品のアクティブ化は、コマンドラインフラグを使用して、NIアクティブ化ウィザードを起動せずに行えます。-sフラグはサイレントのアクティブ化をトリガします。-sフラグは、-familyまたは-activateフラグのみと使用できます。
メモ このオプションは、暗号化されたウェブ接続(https)上でni.comへのアクセスが可能なインターネット接続を必要とします。
例: nilmUtil.exe -s -activate "LabVIEW_PDSM_PKG 8.0500" -serialnumber "A111A1A11" -firstname "Jane" -lastname "Doe" -organizationname "勤務先"
NI License Managerによって、お客様の製品がサイレントにアクティブ化されます。メモ 無効なシリアル番号など、不正確または不完全な情報を入力した場合、アクティブ化の操作に失敗する場合があります。残りの自動化スクリプトが阻止されないように、エラーメッセージは表示されません。お客様のソフトウェアを使用する前に、手動でアクティブ化を行う必要があります。 - コンピュータをネットワークライセンスサーバにサイレントにポイントしてライセンスをチェックアウトする。このコマンドは、オプション→設定メニュー項目を使用して、ライセンスサーバを追加する操作と同様です。
構文: nilmUtil.exe -addservers サーバ名[:ポート番号][,サーバ名[:ポート番号],...]
例:
nilmUtil.exe -addservers server1
nilmUtil.exe -addservers server1:28000
nilmUtil.exe -addservers server1:28000,server2
これで、NI License Managerを使用して、新しく追加されたネットワークライセンスサーバからライセンスをチェックアウトすることができます。
コマンドラインフラグ
以下の表に、NI License Manager コマンドラインフラグをリストします。
メモ フラグの順序は重要でありません。 |
フラグ | 説明 |
-s | シリーズまたは機能をサイレンとモードでアクティブ化する(-activateまたは-family)サイレントモードを使用する場合、シリアル番号を使用する必要があります。コンピュータの環境設定からロードできる場合、名前、名字、勤務先はオプションです。 |
-activate | インターネットを介して、単一のパッケージの特定のバージョンをアクティブ化します。パッケージ名または機能とバージョン番号を提供する必要があります。 パッケージ名は、\Program Files\National Instruments\Shared\License Manager\Licensesディレクトリにあるお客様のライセンスファイルで参照できます。テキストエディタでライセンスファイルを開いて、PACKAGEというラインを検索します。PACKAGEライン上のnilmの後に続く_PKGとバージョン番号を含むテキストをコピーします。 |
-family | インターネットを介して、単一のシリーズをアクティブ化します。シリーズ名または機能とバージョン番号を提供する必要があります。 シリーズ名は、\Program Files\National Instruments\Shared\License Manager\Licensesディレクトリにあるお客様のライセンスファイルで参照できます。テキストエディタでライセンスファイルを開いて、FAMILY=というラインを検索します。等号記号の後に続くシリーズ名とバージョン番号を含むテキストをコピーします。 |
-all | インストールされているすべての製品に対して、NIアクティブ化ウィザードを起動します。このコマンドは、サイレントに実行できません。 |
-all 製品 | 事前に選択されたすべての製品に対して、NIアクティブ化ウィザードを起動します。このコマンドは、サイレントに実行できません。 |
-serialnumber | 製品のシリアル番号。-sフラグを使用する場合、アクティブ化を行うには、機能またはシリーズのシリアル番号が必要です。 |
-firstname | ユーザの名前。このフラグは、名前がコンピュータの環境設定からロードできる場合はオプションです。(日本語を入力できます) |
-lastname | ユーザの名字。このフラグは、名字がコンピュータの環境設定からロードできる場合はオプションです。(日本語を入力できます) |
-organizationname | ユーザの勤務先または会社名。このフラグは、勤務先がコンピュータの環境設定からロードできる場合はオプションです。(日本語を入力できます) |
-addservers | サーバを既存サーバのリストに追加します。ポート番号はオプションです。servernameは必須です。ポートが指定されていない場合、Port 27000がデフォルトで選択されます。 |
メモ アクティブ化するライセンスが複数ある場合、NI Volume License ManagerをNI Volume License Managerと使用することを考慮してください。詳細は、ni.com/vlpを参照してください。 |