しきい値を設定する
2値化タブの設定を使用して、画像でオブジェクトをセグメント化するために使用するしきい値をOCRで計算する方法を指定します。
しきい値を設定するには、以下の手順に従ってください。
- 2値化をクリックして、2値化のモードを選択します。
- 固定範囲—ROI全体のしきい値を手動で指定する方法です。
- 均一—ROI全体の単一のしきい値をNI OCR で計算する方法です。
- 線形―ROIを指定したブロック数にセグメント化して、最初と最後のボックスのしきい値を計算し、線形的にこの間のブロック値を補間する方法です。
- 非線形―ROIを指定したブロック数にセグメント化して、各ブロックのしきい値を計算する方法です。上級2値化タブでブロック数を指定します。
- モードで固定範囲を選択した場合は、最小と最大、またはヒストグラムの下部にあるスライダを使用してしきい値を設定します。
- モードで均一、線形、または非線形を選択し、画像に明るい背景で暗い色の文字がある場合は、文字で明るい上に黒を選択します。画像に暗い背景で明るい色の文字がある場合は、文字で黒い上に明るいを選択します。
- ROIに接する粒子を無視チェックボックスを有効にして、描いたROIのボーダーに接している粒子を無視します。
- 粒子を削除(収縮)では、OCRでROIから小さい粒子を削除するように実行する収縮の数を選択します。
2値化タブで設定を操作すると、OCRはセグメント化されたオブジェクトをブルーで表示します。
ヒント ROIのオブジェクトが適切にセグメント化されていない場合は、2値化、上級2値化、サイズと間隔タブで設定を調整してください。