ThreadIbsta

NI-488.2

ThreadIbsta


目的

スレッド固有のIberrの値を返します。

形式

C

unsigned long ThreadIbsta ()

Visual Basic

rc% = ThreadIbsta ()

入力

なし 入力パラメータはありません

出力

関数からの戻り値 呼び出しているスレッドのIberrの値

説明

ThreadIbstaは、実行の特定スレッドのIberrの現在値を返します。NI-488.2グローバルステータス関数IbstaIberrIbcnt)は、各プロセスベースで管理されます。つまり、そのプロセスのスレッドのどれかがNI-488.2を呼び出すたびに、これらの値が更新されます。NI-488.2のスレッドステータス変数は、各スレッドベースで管理されます。 つまり、特定スレッドがNI-488.2を呼び出すたびにそのスレッドの値が更新されます。アプリケーションが複数のスレッドでNI-488.2の処理を実行する場合、アプリケーションにより、NI-488.2グローバルステータス関数ではなくThreadIbstaThreadIberrThreadIbcntを使って、NI-488.2スレッドステータス変数を調べる必要があります。


マルチスレッドNI-488.2アプリケーションの補助コールを返します。

関連項目:

ibnotify

GpibNotify

ThreadIbcnt

ThreadIberr