アプリケーションの配布

Visual LANSA

アプリケーションの配布


最後に、作成したアプリケーションをエンド・ユーザーに配布する必要があります。

アプリケーションの内容によってその方法が違います。

アプリケーションは、以下の大きなカテゴリーの中で1つ以上のカテゴリーのコンポーネントを持っています。

·         Windowsクライアント・コンポーネント

アプリケーションを実行するために、ユーザーのデスクトップ(あるいは、高速にアクセスできるサーバー上)にインストールする必要があるオブジェクトです。例えば、Windowsフィルターとコマンド・ハンドラーはすべてこのカテゴリーに入ります。「配布のチュートリアル」を参照してください。

·         WindowsクライアントをサポートするWindowsまたはSystem iサーバー・ベースのコンポーネント

Windowsクライアントをサポートするためにサーバー・システムにインストールする必要があるオブジェクトです。例えば、作成したデータベースやリモート・プロシージャはすべてこのカテゴリーに入ります。

·         System iベースWebブラウザー・アプリケーション

主に、Visual LANSAフレームワークが配布される区画にインポートする実行形式のプロセスとファンクションのオブジェクトです。関連付けたWebサーバーの開発者初期設定の構成時に指定したSystem i IFSロケーションに、通常配布するイメージ・ファイル、Java Scriptファイル、その他のタイプのファイルが含まれます。

·         Windows Webブラウザー・アプリケーション

主に、Visual LANSAフレームワークが配布される区画にインポートする実行形式のプロセスとファンクションのオブジェクトです。関連付けたWebサーバーの開発者初期設定の構成時に指定したWindows Webサーバーに、通常配布するイメージ・ファイル、Java Scriptファイル、その他のタイプのファイルも含まれます。

基本的には、実行しなければならないステップは、Visual LANSAまたはLANSA for the Webのアプリケーションの配布と違いはありません。作成したアプリケーションの配布先の環境での実行をサポートするVisual LANSAフレームワーク・コンポーネントを、いくつか追加で組み込む必要があるだけです。組み込む必要があるVisual LANSAフレームワーク・オブジェクトの詳細については、「フレームワークに含まれているもの」を参照してください。