ライブラリのバックアップの取得

IBM i LANSA

ライブラリのバックアップの取得

LANSAライブラリのバックアップの取得

アップグレードの前にLANSAライブラリとIFSディレクトリのバックアップを取得してください。

例として、LANSA IFSディレクトリは以下のようになります。

/LANSA_xxxpgmlib and QOpenSys/LANSA_xxxpgmlib

万一アップグレードが失敗したり中断されたりした場合にアップグレードを再度行うためには、このバックアップから古いバージョンを復元しなければなりません。失敗した場合は、ジョブ・ログの末尾に記載されている再開/回復手順を実行します。

LANSAの以前のバージョンでは、QGPLにLANSAインストール・オブジェクトおよびアップグレード・オブジェクトが配置されました。現行のバージョンでは、LANSAインストールおよびアップグレードでは、独自の作業ライブラリが作成されます。この作業ライブラリは、LANSAINSxx(ここで、xxは派生番号)です。例えば、LANSAINS01です。インストールまたはアップグレードの成功後、このライブラリは削除されます。

通信オブジェクトをQGPLから移動するには

アップグレードの前に通信オブジェクトをQGPLから移動する場合は、今すぐ以下のことを実行してください。詳細は、「LANSA通信ライブラリ」を参照してください。

このバックアップが正常に実行できたことを確認できるまで、次の作業に進まないでください。バックアップ媒体にエラーがないようにするため、バックアップを確認することもお勧めします。例えば、DSPTAPコマンドを使用するとバックアップ・テープを確認することができます。