パターンマッチマスクを定義する

• 無視する描画テンプレート領域―黄金テンプレート比較アルゴリズムがテンプレートを学習する際、無視する領域を描画するのに使用するコントロール。
  • ペンツール―このツールを使用して、任意の形状の領域を手動で描画します。ペン幅制御器を使用して、ペンの幅を設定することができます。
  • 長方形ツール―無視する長方形の領域を描画します。
  • 楕円ツール―無視する楕円形を描画します。
  • 多角形ツール―無視する多角形を描画します。クリックして、多角形の頂点を追加します。ダブルクリックして、最後の多角形を追加して、多角形を閉じます。
  • フリーハンドツール―無視する閉じた形状を描画します。
  • 消しゴム―テンプレートの特定の位置でのカスタマイズを削除します。
• ペン幅―ペンツールまたは消しゴムツールの幅を指定します。
• 無視する領域をすべてクリア―すべてのカスタマイズを削除します。
• 無視するテンプレート領域―パターンマッチアルゴリズムによって無視する領域をハイライトするのに使用される色を示します。

曲線を定義する

曲線パラメータを指定する

• 抽出モード―アルゴリズムが画像の曲線をどのように識別するかを指定します。
  • 普通―画像内または画像背景内のオブジェクトの均一性について仮定しません。
  • 統一領域―画像または画像背景でオブジェクトが均一のピクセル値から構成されていると仮定します。このモードを使用して、精度がより高いオブジェクトの外部曲線を計算します。
• エッジ2値化―曲線の一部としてみなされるのに必要なエッジピクセルの最小コントラストを指定します。この値は0〜255の範囲です。デフォルト値は75です。
• エッジフィルタサイズ―画像内でエッジの計算に使用するカーネルのサイズを指定します。コントロールは、普通と繊細です。デフォルト値は普通です。
• 最短の長さ―抽出する最小の曲線の長さをピクセル単位で指定します。デフォルト値は25です。
• 行検索ステップサイズ―アルゴリズムが曲線シードポイントを検査する画像の行間のy方向の距離を指定します。有効な値の範囲は1〜255です。デフォルト値は15です。
• 列検索ステップサイズ—アルゴリズムが曲線シードポイントを検査する画像の列間のx方向の距離を指定します。有効な値の範囲は1〜255です。デフォルト値は15です。

曲線をカスタマイズする

• 初期曲線―現在の曲線パラメータを指定設定を使用して、画像内でアルゴリズムによって検出された曲線をハイライトするのに使用される色を示します。
• 無視する領域を描く―有効な場合、マッチング操作中にアルゴリズムに無視させる画像の領域を選択することができます。
• 追加曲線を描く―有効な場合、テンプレートで欠損している曲線を追加することができます。
• カスタマイズを削除―テンプレートの特定の位置のカスタマイズを削除します。
• ペン幅―無視する領域を描くまたはカスタマイズを削除モードで描画ツールの幅を指定します。
• すべてのカスタマイズをクリア―曲線のカスタマイズをすべて削除します。

スコアをカスタマイズする

• 無視する領域を描く―有効な場合、相関スコアを計算中、アルゴリズムに無視させる画像の領域を選択することができます。
• カスタマイズを削除―相関スコアの計算からテンプレートの特定の位置を削除することができます。
• ペン幅―無視する領域を描くモードで描画ツールの幅を指定します。
• すべてのカスタマイズをクリア―相関スコアのカスタマイズをすべて削除します。

マッチオフセットを指定する

• マッチオフセット―アルゴリズムによって返されたマッチの位置をシフトするように、テンプレートの中心からのピクセルの数を指定します。

黄金テンプレートマスクを定義する

• エッジ2値化―NI Visionテンプレートエディタは、ソーベルアルゴリズムを使用して、テンプレートのオブジェクトのエッジを検出します。エッジ2値化は、グレースケールソーベル画像に適用するしきい値です。2値化は、オブジェクトのエッジのみ含むバイナリ画像の結果を生成します。このバイナリ画像は、黄金テンプレート比較のプロセス中に無視するエッジをマスク処理するために使用されます。

  メモ  検査画像でエッジと背景間のコントラストが低い場合、ソーベルアルゴリズムによって生成される結果の画像は暗く表示される可能性があります。暗いソーベル画像は、エッジ2値化に対して低い値を必要とします。デフォルト値は15です。

• エッジの太さ―無視するエッジの太さを指定します。

  メモ  エッジの太さは、実行時のパラメータです。この学習インタフェースでのこのパラメータの変更は表示の目的として行います。黄金テンプレートは、必ず1のエッジの太さで保存されます。

• 追加で無視する領域を描く―黄金テンプレート比較アルゴリズムによって無視する追加領域を描画するのに使用するコントロール。
  • ペンツール―このツールを使用して、任意の形状の領域を手動で描画します。ペン幅制御器を使用して、ペンの幅を設定することができます。
  • 長方形ツール―無視する長方形の領域を描画します。
  • 楕円ツール―無視する楕円形を描画します。
  • 多角形ツール―無視する多角形を描画します。クリックして、多角形の頂点を追加します。ダブルクリックして、最後の多角形を追加して、多角形を閉じます。
  • フリーハンドツール―無視する閉じた形状を描画します。
  • 消しゴム―テンプレートの特定の位置でのカスタマイズを削除します。
• ペン幅―ペンツールまたは消しゴムツールの幅を指定します。
• 追加領域をすべてクリア―カスタマイズをすべて削除します。
• 無視するエッジ領域―現在のエッジ2値化およびエッジの太さ設定を使用して、画像のオブジェクトのエッジをハイライトするのに使用されるカラーを示します。
• 無視する追加領域―黄金テンプレート比較アルゴリズムによって無視する追加領域をハイライトするのに使用される色を示します。