Apache HTTP サーバ バージョン 2.2
Apache モジュール mod_ident
説明: | RFC 1413 ident lookups |
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ステータス: | Extension |
モジュール識別子: | ident_module |
ソースファイル: | mod_ident.c |
互換性: | Apache 2.1 で使用可能 |
概要
このモジュールはリモートホストの RFC 1413 互換デーモン にコネクションの所有者を訊きます。
IdentityCheck ディレクティブ
説明: | リモートユーザの RFC 1413 によるアイデンティティのロギングを 有効にする |
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構文: | IdentityCheck On|Off |
デフォルト: | IdentityCheck Off |
コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ |
ステータス: | Extension |
モジュール: | mod_ident |
互換性: | Apache 2.1 で core から移動 |
このディレクティブは、クライアントマシン上で
identd やそれに類似したデーモンが動作しているときに、
それぞれの接続に対して RFC 1413 に準処したリモートユーザの
名前のロギングを行なうようにします。
この情報は、%...l
フォーマット文字列を使ってアクセスログに収集されます。
ここで得られた情報は簡単なユーザ追跡に使う以外は、
まったく信頼するべきではありません。
すべてのリクエストに対してルックアップが行なわれますので、
深刻な遅延の問題を起こすかもしれないことに注意してください。
(訳注: 例えばクライアント側に) ファイアウォールやプロキシサーバがあると、
ルックアップが失敗し、各リクエストに IdentityCheckTimeout
で定義されている遅延が加わることに
なる可能性があります。
従って、一般的にはインターネットからアクセス可能なパブリックなサーバで
有益なものではありません。
IdentityCheckTimeout ディレクティブ
説明: | Ident リクエストがタイムアウトするまでの期間を決める |
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構文: | IdentityCheckTimeout seconds |
デフォルト: | IdentityCheckTimeout 30 |
コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ |
ステータス: | Extension |
モジュール: | mod_ident |
このディレクティブは ident リクエストのタイムアウト時間を決めます。 デフォルトの値である 30 秒は、主にネットワーク遅延の考慮のために RFC 1413 により 推奨されています。しかし、おそらくローカルネットワークの速度に 合わせてタイムアウト値を調節するのがよいでしょう。